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ニューイヤー・ミュージカルコンサート2016

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ニューイヤー・ミュージカルコンサート2016_c0089360_23264319.jpg昨日「ニューイヤー・ミュージカルコンサート」に行ってきました。
実は予定がはっきりしなかったのと、割引出るかな~と事前にチケットを押さえていませんでした。かつDouglasの余韻にまだ浸っているのでどうしようか悩んだのですが、「おけぴ」で2列目中央が2000円引きででていたので、連絡をとり、直前にチケットを入手し、行くことにしたのです。
いや~行って良かった!!

←2列目はこんな感じ。見上げるかたちになるので、首が痛かった!(このハガキは入り口で配ってました)

出演者はこの5人、Howard McGillin(初めて観たのは「She Loves Me」、もちろん「ファントム」も他の作品も観てます)、Laura Osnes(「シンデレラ」で観てます。「南太平洋」「エニシングゴーズ」も意識してませんが観てるはず),Rachel Tucker,Robert Marien 、Matt Laurentこの3人は初めて、フレンチミュージカルはほとんど知りません。
ニューイヤー・ミュージカルコンサート2016_c0089360_23265776.jpg1幕と2幕前半が、ミュージカルの王道・ミュージカルを観たことがない人も聞いたことがあるような有名な曲が次から次へと歌われます。2幕後半は各自の持ち歌披露とそれはそれは贅沢なひと時。
アンコールの1曲目が「You'll Never Walk Alone(「回転木馬」より)2曲目が「ショーほど素敵な商売はない(「アニーよ銃を取れ」より)。ちなみに私が実際の舞台を観たことがないのは「オズの魔法使い」だけでした。

オープニングから先週DCで観た「Kiss Me Kate」の「Another Opening Another Show」で、Douglasの歌でウルウルした「So In Love」まであって、またウルウル・・・

改めて書くまでもなく、皆さん歌がスバ抜けて上手く、声量・表現力に圧倒されっぱなし。1曲歌うだけで、その舞台のシーンが蘇る、ミュージカルマジックの連続でした。音楽って素晴らしいですよね~。言葉も時間も超えて、人に感動を与える!歌っている出演者も普段歌わない(キャラでない)曲を歌えて、良かったらしいです(インタビューより)

さて、皆さん注目のHowardさん、前半はぎこちないダンスに声もイマイチでていかなったようですが、「ファントム」では一変!2500回以上演じ歌っていると、音楽が始まるとすぐにその世界に戻ってしまうのでしょう。シアターオーブが一瞬にして「オペラ座の怪人」の世界、蝋燭の灯るオペラ座の地下に変わっていました。

個人的には、女性2人の素晴らしさに脱帽!!日本でこれだけ歌えるミュージカル女優はいないですよね?
Lauraの美しさ(外見&歌、高音が素晴らしい!)にメロメロ、Rachel の現役の「Defying Gravity」の迫力は半端なかったですね。やっぱり、ブロードウエィまで観に行かないと!!

アンコールの「You'll Never Walk Alone」、もともと感動的な曲+5人の生み出すハーモニーの美しさに心動かされ、涙がボロボロ流れてきました。バッグからハンカチをだして涙を拭うところを、Rachelに見つかってしまいました。(2列目ですから・微笑んでくれました)良かったですよね~。

先月のワイルドホーンのコンサートと違って、出演者の話が何度か聞けたのも良かった!
欲を言えば、フレンチミュージカルは要らない(別のコンサートでいい)、ほとんど英語の曲なのだから、フレンチミュージカルの人でなく、ブロードウェイかウエストエンドのミュージカル俳優を使えばいいのに・・・。両方使うコンサートができるのが日本のいいところなのかな・・・

昨年の秋から、東京にいながら、ブロードウェイの主役級クラスの舞台やコンサートが観れて、本当に嬉しい限りです。今年もいろいろ来日してほしいな~。

by lovelysheep | 2016-01-12 00:07 | Theatre