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大統領の執事の涙

大統領の執事の涙_c0089360_22394977.jpg映画の日の昨日、「大統領の執事の涙」を観てきました。
先月「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観たときの予告をみて、「これ、観たい!」と思ったのでした。そして、予告を観て期待した以上の素晴らしい作品でした。「ウルフ・オブ~」はエンターテーメントとして楽しめたけど、こっちは素直に良質の映画を観たという感じ。

タイトルだけだと、ホワイトハウスの裏側とか大統領の話とかと思いがちですが、そうではなくて、7人の大統領に仕えた執事の家族の物語と人種差別・公民権運動の話しです。
良い執事とは、「給仕をしているときには、その部屋の空気のような存在でいること(見ざる聞かざる)」。その通りの主人公の押さえた演技、アメリカの歴史をなぞった感じですすみますが、それもあまりオーバーでなく、淡々とスピーディーに進んでいく(ように私は感じだ)が、普遍的な家族のドラマがメインテーマです。

人種差別で、黒人を殺しても罪にならない時代があったアメリカ、国の恥部まで自分の手で描けるところは凄いなと思い、アメリカでもヒットたしようですが、同時にアカデミー賞には全く相手にされないってどうなんでしょう?
表面的には差別を否定しながらも、心の中には残っているのでしょうか?
日本人には理解できないって書いている人も多いようですが、第三者で冷静に観れるのではないでしょうか?私のなかに、差別が全くないのかと言ったら嘘になると思うけど。
「ウルフ・オブ~」よりずっと作品賞にノミネートされるべき作品だと思う私です。

脱線すると・・・お坊ちゃまのジョン・F・ケネディを演じたのは、「ヘアースプレイ」の映画でコーニーを演じたジェームズ・マースデンです。

日本時間では明日「アカデミー賞」の発表ですね。

by lovelysheep | 2014-03-02 23:15 | その他