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7/23~4日目④I missed the bus!~

私の大失敗談!その前に前提として・・・
①この日私が参加したのは2泊3日のツアー。でも日本のツアーのように、全員同じ行程で、3日間同じガイド、同じ宿に泊まり、同じバスで回るというのと全く別。3日間それぞれ、独立したバラバラのツアーに参加するタイプでした。このツアー日本人は私だけでした。
②このツアーの主催会社は、ダブリンにある現地の会社ですが、私が申し込みをしたのは、直接この会社ではなく、ダブリンにある日本の旅行会社を通じて。
③事前に日本の旅行会社から渡された日程表では、ゴールウェイはB&B泊でした。ところが、当日駅で渡されたものは、別のホテルで、ホテルのクーポンが入っていました。電車に乗っているときに、ガイドさんがやってきて、このホテルではなかった、あとで、泊まる場所を教えるからと、そのクーポンを取り上げられてしまいました。
④アメリカとイギリス(アイルランド)の公用語は英語ですが、一部単語が違います。subwayとtube,liftとelevator,lineとqueとか。1階は、アメリカ英語では1st floor、イギリスだとground floor、イギリスで1st floorとは日本でいう2階のこととか・・・昔学校で習いましたよね?
あと、時間の表現方法が違います。(日本だと単語の違いの説明中心だからいけない・・・)
例えば、7:10の場合・・
日本だと7時10分、アメリカ英語だとseven ten です。
が、これがイギリスだと、10 past seven になります。
7:40だと、
日本だと7時40分、アメリカ英語だと、seven fortyです。
ところが、イギリス英語だと 20 to eight になります。
つまり、イギリス英語は、(分 past or to 時間) と表現します。
昔はイギリスばかり行っていたので、イギリス英語のほうが得意だったのですが、最近は逆転。NOVAに通っていたころは、いろんな国の英語に触れていたのに、ここのとこはアメリカ英語中心の私でした。
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アイルランド観光のメイン「モハーの断崖」に2時過ぎに到着。バスは駐車場に停まりました。ガイドさんから集合時間は・・・「five ou fifteen」と。
ouって???近くにいた人がpastのことだよ、と教えてくれました。それまでは、ちゃんとイギリス式の時間表現を理解していたんですが、この時ouのせいか、頭がアメリカ英語に逆戻りしてしまった私。私は集合時間を5時15分だと思い込んでしまったんです。そう、正しくは3時5分。はじめ変だな~とは思ったんです。このツアー大きなバスで、お客さんも大勢。ガイドさんに確認しようとしたのですが、ガイドさんは他の人の対応で忙しそうでした。そのうちここが、メインの観光地だから、たっぷり時間を取ってあるのかな~と思ってしまった私。
だって、fifteenといえば、15分ですよね?あまり24時間表現はしないから、3時だとは思わない。これが、16時のsixteenだったら、16分と勘違いはしないと思うのだけど、15は分ですよね?何を言っても私の勘違い、思い込みです。
(始めに参加したツアーでは、集合時間を間違えても大丈夫!翌日同じツアーがくるから、とガイドさんが冗談で言っていたのですが・・・)

それでも、かなり早く3時50分ごろに、1回戻って見ました。ところが・・・・私のツアーのバスがいない!!
しかも、そのバスには2泊3日分の荷物が乗ったまま・・・一瞬目の前が真っ白になった私・・・
(ちなみにそのモハーの断崖は人が住んでいるところからはかなりかけ離れた車がなければ移動できないところ)

で、どうしたかというと・・・(我ながら、よく冷静に行動したと思う)
まず、インフォメーションセンターへ。自分のバスに乗り遅れた、どうしたらいいか相談。私のガイドさんもここに話をしておいたようで、あの(別の)バス乗って、ゴールウェイに行くようにと。
で、次はそのバスの運転手兼ガイドさんに直談判。(というか、話が行ってたか、時々あることなのか)すんなり乗せてくれることになりました。
足は確保できたものの、私の荷物はどうなる???まず、私が申し込んだダブリンにある日本の旅行会社に電話で連絡(海外でも使える携帯を持ってて本当に良かった!)バスに乗り遅れたことと、荷物がバスに乗ったままであることを説明。宿のことも確認。宿は、そこの会社が別にB&Bに予約したので、B&Bに間違えないとのこと。その旅行会社が主催会社に連絡をとってくれることになりました。
と、同時にバスの運転手さんも、主催会社に連絡をとってくれ、荷物はバスステーションのインフォメーションセンターで預かってくれることに。
日本の会社からも電話がかかってきて、私のガイドさんが時間まではバスステーションで待っていてくれ、その後は荷物を預けておいてくれるということと、そのガイドさんの電話番号を教えてくれました。電話をしてみたのですが、留守電でした。
で、別のバスに乗り、無事ゴールウェイに到着、荷物もちゃんと受け取れました!

乗せてもらったバスのツアーに日本人のご夫婦がいらして、いろいろ話したのですが、ご主人が「本当に置いて行ってしまうんですね~」と。日帰りの人もいたので、電車の時間もあるから仕方ないですよね。

そのバスで運転手さんが、「今日は日本のバッグを拾った、前回は中国のバッグを拾った・・・・」って話していたので、乗り遅れる人も時々いるということですね。(恥ずかしいですが)
きっと、同じツアーの人には、時間にルーズな日本人として仲間に語り継がれることでしょう。本当恥ずかしい話です。時間にルーズで遅れたのではなく、集合時間を間違えたんです。バカな日本人に変わりないか。

もともと、英語を間違えた私ですが・・・英語がしゃべれなければ、あのまま「モハーの断崖」に置いてきぼりで、帰ってこれなかったかもしれないですよね。今回ほど英語が喋れてよかったと実感したことはありません。
4年前のロンドンのときも帰りの飛行機がテロ未遂騒ぎで大変なことがあったけれど、自分のミスが引き起こした最大のトラブルです。
無事だったからよかったですけどね。まわりの人は、トラブルがあったほうが、思い出に残っていいよ。とかそういう時に英語が上達する、なんて言いますが、こんな思い出は要らないです。

そのあと、BBCのニュースを見ましたがアナウンサーもこの表現でした。
帰ってからNBCの番組を見たら、アメリカ式でした。

同じツアーだった皆さま、対応していただいた方がた、本当にご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
そして、皆さま親切にありがとうございました!

by lovelysheep | 2010-08-19 23:59 | Ireland&London 10