NY JAN 終わり

c0089360_2385898.jpg毎日必死でアップしてきたNY旅行記ですが、そろそろネタ切れです。だって、舞台・買い物・食事以外何もしていないのですから。こうしているうちに、あと2週間で香港旅行なんです。そろそろ気分を入れ替えて、真剣に香港研究しないと。

今回の旅行で役立ったもの。初めて持って行った海外で使える携帯、auのグローバルパスポート。(今頃デビューの私は遅れてますね)電話はほとんど使いませんでしたが、メールが大活躍。旅行中合計で50通くらいのやりとりをしました。同時期にNY入りしてる友達や、NY在住の友達やアメリカ在住の友達、日本の友達にも。普段はPCメールばかりで携帯メールは緊急時以外は使わない派なんですが。今回はいつも使っていた42nd stのインターネットカフェが突如なくなってたりしてたりも加わって。
ルームメートのyさんは旧V社の携帯、途中でメールが使えなくなって困ってました。auのはJFKでエアトレインを待っている間に、エリア設定をした途端メール受信が始まって、その後もなんのトラブルもなかったです。アメリカは電話もメールもネットもこの携帯で使えるのですが、来月の香港ではメール機能は使えないんですよ・・・。
帰りの荷物の多い私はPCを持っていくのはとても無理なので、しばらくはグローバルパスポートが手放せなそうです。
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by lovelysheep | 2007-01-27 23:22 | NY 07/01

NY JAN 5 Congtulations Matt!

Congratulations on the 10th anniversary of Today,Matt Lauer !

c0089360_22234559.jpgc0089360_2226472.jpg(この写真は   2005.9に撮ったもの)
旅行に行くとホテルにいる時間は大体TVを付けています。アメリカの場合はほとんどNBC(たまにNY1)です。NBCの朝のニュース番組といえば「Today」です。そのアンカーマン
Matt Lauerは私のお気に入り!頭切れそうで、ユーモアがあってウィットに富んでいてしかもハンサム!(qさんにいかにも私好みと数年前に言われた・笑)私にとってはアメリカの朝の顔です。この「Today」、ロックフェラーセンターにあるNBCのスタジオとスタジオの外からの生放送です。有名な歌手が生で歌ったり、ミュージカルのパフォーマンスがたまにあります。タイムズ・スクエアーのホテルに泊まるときは、1回はMattを見に、朝ロックフェラーセンターまで行く私。

たまたまなんですが、2007.1.5がMattが「Today」のメインキャスターになって10周年の日でした。(その前からニュースキャスターとしては参加していたそうです)。この日の放送はおめでとうMatt特集。今までのフィルムが流れたり、友達がスタジオに駆けつけたりの生放送でした。(そうそう、Tom CruiseがMatt,Matt,Matt・・・と連呼した有名なインタビューも流れました)記念日にNYに居合わせた私はラッキーでした。
次回のNYの朝もよろしくね、Matt!

ちなみに、Mattは週末の「Today」には出演しません。番組内のコンサートやミュージカルのパフォーマンスはNBCのサイトで後日日本でも観ることができます。
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by lovelysheep | 2007-01-27 22:51 | NY 07/01

NY JAN Bagel

NYへ行く楽しみの一つは大好きなベーグルを本場のNYで食べること。なんですが、NYにはいろいろ美味しい食べ物がありすぎて、ベーグルを食べる時間があまりありませんでした。NYで食べたベーグルは2回のみ。(こだわりの私にしては珍しいですよね)
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まずは到着日に向かった大好きな「H&H」(写真は以前のもの)2日目の朝食で。c0089360_23542415.jpgc0089360_23543515.jpg
c0089360_23544659.jpg2回目は最後の日の「TAL BAGELS」です。        




途中で見かけたベーグル屋。(↓)

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ここはお持ち帰り用ベーグルを買った「Murray's」です。
c0089360_084588.jpgベーグルが少なかった別の理由は今回は「ビアリー」に挑戦したからです。「ビアリー」とはベーグル生地を茹でないで焼いたものです。真ん中にオニオンのソテーが載ってました。(具はお店によるようです)これは「Fairway」で買ったもの。オーブンで少し温めて食べたら、(ベーグルより)もちもちで美味しかったですよ。 まだまだベーグル通への道は長く続きそうです。
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by lovelysheep | 2007-01-26 23:59 | NY 07/01

NY JAN OPERA MAGIC FLUTE

JAN.4 マチネ Magic Flute Dress Circle A18($65)

c0089360_2044756.jpg初MET。ミュージカルがない木マチネに公演があったのでやっとMETでオペラを観ることができました。Mozartが最後に書いた「魔笛」。本格的なものでなく、今回初めての企画でファミリー向けの100分短縮バージョン・英語による上演です。100分とのことでしたが、実際は休憩なしの約2時間、子供にはちょっときつかったかもしれません。短縮といっても、セットや衣装、演出は同じで、オペラ通のS氏によればキャストは英語版のほうが良かったそうです。ただ、かなり有名な曲がカットされていたとか。観客は夫婦+子供2人というのが多かった。席のせいか、Gパン姿のかたもかなりいました。敷居を低くして、小さい時からオペラに接する機会を与えるなんて素敵ですね。

私が持っていたオペラのイメージが崩れ落ちました。体格のいい(それが楽器)おじさん・おばさんが綺麗な衣装をつけ、立ったまま歌うというイメージでした。(偏見でしょうか?)それが、キャストは若くて細い人もいて、さらにPapagenoは舞台を走り動き回るではないですか!もうびっくりでした。
c0089360_2051324.jpg演出がJulie Taymor(「Lion King」の演出でトニー賞受賞)。「Lion King」に雰囲気が似てました。パペットを多用したり。全体的にアジアンチックな雰囲気。化粧は歌舞伎風だし、飛ぶ鳥は日本の凧をまねたとか。セットが豪華です。真ん中に四角錐のクリスタルのセット。4面に別々のセットが組んであり、回転し場面転換が行われます。と後で読んだところ舞台はエジプトでピラミッドのイメージだったのですね。

クラシックは全然わからないのですが、オーケストラの音がキレイなことに感動。実はこの日のソワレのミュージカルは熟睡だったのですが、「Magic Flute」は目を見開いて観てました。ストーリーや歌に大感動とは違いますが面白かった、興味深かったです。英語バージョンということで、ドイツ語よりはわかるのでは?と思ってましたが、台詞は聞き取れ理解できる部分も多かったですが、歌詞はミュージカル以上に聞き取れませんでした。歌唱力は、思ったほどではなかったです。(席のせい?)もっとオペラ独特の太い歌声が響き渡るのを期待していたのですが。
この作品(このバージョン)がオペラのなかでどういう位置なのかわかりませんが、もしかしてミュージカルに近いタイプなのでしょうか?だからあまり違和感がなかったのかもしれません。

とにかくセットが豪華で(これが$65で観れたなんてラッキー!)、視覚的にとても楽しめ入門編として良い選択だったと思います。また機会があったら、観てみたいです。

実はこのバージョン、年末に光ファイバーで送られた映像が歌舞伎座で上映されました。そのアンコール上映が2/27に「ル・シアトル銀座」であるそうです。興味のあるかたはどうぞ。
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by lovelysheep | 2007-01-24 21:20 | NY 07/01

NY JAN MUSICALS⑦Mary Poppins

JAN.6 ソワレ Mary Poppins  メザニンEE22($110)

c0089360_2157387.jpg劇場は42nd stにあるNew Amsterdam Theatre 。以前このあたりはポルノやドラッグが蔓延していた危ない場所、「ここを通るときは早足で、立ち止まってはいけない」と言われたものでした。はっきり覚えてます。1997年「Lion King」オープンのため大改装、かつNYの街自体の再建計画により安全な場所に大変身。今は「サンリオショップ」まであります。「Lion King」は3回観ました。2回で十分と思ったのですが、3度目は母を連れて。そして一番最近は2005年9月のDouglas主演の1日限りのベネフィットコンサート「On The 20th Century」です。あれ以来Douglasには会っていません。1/29にはこれまたNYで1日限りのキャバレーショーがあるんですが、行けない!!早くNYの舞台に戻って来~い!!(すみません、関係ない前置きで)

c0089360_21582398.jpg今回の旅行の最後の作品です。失敗が無い様にと「Mary Poppins」にしました。(「レミ」にしないで本当良かった)「B&B」「Aida」「Lion King」「Tarzan」に続いてディズニーミュージカル第5弾です。ジュリー・アンドリュース主演で有名な映画のミュージカル化。ロンドンでは2004年12月にオープンしてすでに2年間のロングラン続行中で、やっと11月にブロードウェイでオープンしたところ。子供から大人まで楽しめ、細かいところまで手を抜かず丁寧に作られて各所見所満載でさすが人を楽しませることを十分っ知ってるディズニー(「Tarzan」はどうしちゃったのでしょう?)と賞賛を送りたくなるような良質のミュージカルです。感想は変らないのですが、8月に初めてロンドンで観たときの驚き(あまりにも楽しくて素敵なミュージカルで)が強烈で今回そこまでは感じませんでした。もともとディズニーミュージカルは金太郎飴またはマクドナルドミュージカルと呼ばれ、どこの国でも同じように上演されるようになっています。今回ブロードウェイ上演に際して一部大幅な手直しが行われたようですが、8月のロンドンはすでに変っていたのか、あまり大きな違いは感じませんでした。それでも十分楽しんできました。

ロンドンで観たときは、たまたまMary役がアンダーだったせいもあり、1幕の始めからBert役のGavin Creelに魅了されぞっこんだったのですが、今回は俳優のレベルが揃っていたせいか、1人の俳優に固着はせずに楽しみました。Bert役のGavin Leeはロンドンのオリジナルキャストで凄く評判がよいのを聞いていたのでそれほど驚かなかったのかもしれません。(前知識なかったらぶっ飛んだかも・笑)それとも、オリジナルキャストということで、メインは役のイメージにあった実力派がキャスティングされていたからかもしれません。(MaryのAshleyは大抜擢には入る?)

1幕のハイライトは「Supercalifragilisticexpialidocious」落ち込んだときにこの言葉を唱えれば元気になれるというおまじないの言葉。多くのキャストが登場するとても楽しいダンスシーンです。体でアルファベットを表現します。私が観た日は土曜のソワレで結構子供が多く、私の後ろに小学校低学年くらいの男の子が座っていたのですが、一生懸命一緒に歌おうとしているのが微笑ましかったです。(速くて付いていけない)さすがディスニー子供の心を捉えているな~と。トニー賞のパフォーマンスはこのシーンでは?(と早くもqさん)オフィシャルサイトのThe Showの中のVIDEOでブロードウェイキャストのこのパフォーマンスを見る事ができます。

2幕のハイライトは煙突掃除達の屋根の上のタップシーンの「Step in Time」です。鳥肌もの!どんな仕掛けがあるかは観てのお楽しみ!このシーンは同じ人間とは思えないほどびっくり!(2度目でも)拍手喝采ものです。やっぱりGavin Leeは凄いかもと思った瞬間。

この作品主役はMaryとBertで楽しいダンスシーンが話題ですが、裏の主役はDaniel Jenkins演じるMr.Banksなのではないでしょうか?(助演男優賞にノミネートされるか?ちょっと微妙かな)一見厳格な父親像ですが、実はとっても不器用。この時代からすれば普通なのかもしれません。子供が甘えてきても、子供との接し方が判らない。つい威張ったり怒鳴り散らしてします。イギリス人は日本人と同じで感情を表現するのが下手ですから。仕事中心(仕事に逃げる)人間が仕事を失いそうになりその威厳さえなくしてしまいそうなときに、MaryやBertとの出会いを通じて温かい人間(というより素直なかな)に変わっていく。家族がひとつになる過程が描かれています。最後のシーン、MaryがいなくなってしまうとJaneが「Maryは行ってしまった。多分もう帰ってこないわ。だって私達にもうMaryは必要ないから」と。楽しみながらも、ホロっとさせられます。本当によく出来たミュージカルだと思います。是非とも多くの人に観て頂きたい作品です。
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by lovelysheep | 2007-01-23 22:40 | NY 07/01

NY JAN MUSICALS⑥Spring Awakening

JAN.6 マチネ Spring Awakening StageBB8($31.25)

c0089360_2342649.jpg評判が良くてオフから2ヶ月でオン行きが決定した今シーズンの話題作です(オンの初日は11月)。原作は19世紀にドイツの劇作家が書いた戯曲「春の目覚め」。ストレートプレイとしては日本でも何度か上演されていました。舞台は厳格なカトリックのハイスクール。性教育がなかった時代に、性に目覚めた若者達が悶々としたり、友情、恋愛や落第や自殺、妊娠、堕胎といった内容が盛り込まれた、いわゆる「これぞ青春!」の青春ドラマです。(熱血先生はいません)先に観た
 「Fantasticks」は若者のピュアさを描いてたのに対して、こちらは若者のあり溢れるエネルギー〈のぶつかり合い〉が特徴となっています。知ろうとする若者に対して、ひたすら隠そうとする親サイド。その摩擦から生まれる悲劇。母親から妊娠を知らされたときの娘の台詞「結婚していないのに」が時代背景を物語っています。

この舞台は真近で観たほうがいいとqさんに勧められてステージシートで観劇。ブロードウェイのステージデビューです(違うか・笑)。ステージ上の左右に2列に席があり、全席観客ではなく、舞台に出ていない間、俳優さんが座ってたりもします。正面から観れないという難点はありますが、この近距離で迫力のある汗ほどばしる体当たりの演技を楽しむことができます。ある意味では特等席。安いですしお勧めします。英語がわからなくて、一人でキョトンとしてたらどうしよう、と心配していましたが全然問題なしで楽しめました。ちなみにコート・手荷物の持込は一切不可で、一人一人専用のロッカーが準備されています。(余談ですが、全体の明るい照明のときは、オーケストラの結構後ろまでステージから顔がはっきりと見えました)

見所は若者達がロックミュージックに載せエネルギーを爆発させて行く点。ロックミュージカルでも「Rent」のロックとは違って、今時流行りのコンテンポラリーロックだそうです。(ロックまっしぐらというよりちょっとアンニュイな雰囲気が漂うという感じ)真剣に演技をしていたのに音楽が始まると衣装の内側のポケットに隠してあったハンドマイクをおもむろに取り出してまるでコンサートのようにロックを歌い出すキャスト達の演出も斬新。プロモーション用画像でご覧の方も多いと思いますが、本当に50cmくらい飛び上がっちゃいながら歌うんです。若さが弾けるど迫力でした。登場人物は美男美女の若者10人(男子組と女子組)とAdult Man &Womanのふたりです。Adultの二人が父・母、教師、医師等の何役も演じます。

特筆すべきは、主役の悲劇のヒロイン役のLea Michele。美人だし(Idina Menzelを若くした感じ)キレイな歌声だし、演技も上手い。ここを書くために調べたら、「レミ」のリトル・コゼット、「ラグ・タイム」のリトル・ガール等子役から始まり、最近は「屋根の家のバイオリン弾き」(観てた)で舞台経験豊富なんですね。しかも、「レミ」のエポニーヌに決まっていたのに、この作品がオンにあがるのが決まったので蹴ってこちらを選んだとか。正解ですね!やっぱり新作のオリジナルキャストのほうがステータス高いですし。(それにあの「レミ」じゃ)
もしかしたら、トニー賞の主演女優賞にノミネートされるかもしれません。(少し弱いかな)

もう1人は、Adult ManのStephan Spinella。渋く何役もこなしていました。特に自殺した息子を痛む父親役のときの悲しみを秘めた寡黙な演技がピカイチ。とこの人「Angeles in America」で2度トニー受賞等の実力派俳優でした。(LeaにしてもStephanにしても、何の前知識がなく観ても実力がある人ってやっぱり目立つんですね)

今回観た中で、一番勢いのあったミュージカルでした。何が言いたいの?とか考えてはいけない作品ですけどね。内容的に万人むけとはいえず(客席は若者中心)その点は「Mary Poppins」に負ける感じです。普段あまりミュージカルを観ないかたにはオススメませんが、1度の旅行で何本も観るようなシアターゴアーの方には今を感じる必見作です。若者からエネルギーを沢山もらって充電したという感じです。(何歳だ私は?)
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by lovelysheep | 2007-01-22 23:23 | NY 07/01

NY JAN MUSICALS⑤Les Miserables

JAN.5 Les Miserabels オーケストラP106($111.25 9月に購入)

c0089360_23222143.jpg世界28ヶ国のべ5500万人(この数字少し古いかも)が観劇している超名作ミュージカル「Les Miserables」の6ヶ月限定のブロードウェイリバイバル公演です。この前置きを読めば誰もが大きな期待を抱くと思うのですが、観劇した感想を一言で言えば 「ち・ち・違~~~~~う!」 です。一緒に観たyさんが「観なきゃ良かった!」ってつぶやいた。思い返してみれば、オープン当初から評判が悪かったし、qさんも「観る必要なし」って言ってましたね。早くからtktsにも出てました。私の1週間後に観たシアターゴアーのUさんも「まるで国内ツアーのNY公演、早くクローズしてくれ」とブログで書かれてました。
暴言を吐かせていただくと「ブロードウェイで上演するレベルではない!」とまで思ってしまった。(この話をrさんにしたところ、レベルでいったら「レスタト」「ハイ・フェデリティ」はどうします(笑)?って。私はこの2作品を観ていないので比較はできませんが、少なくとも「レミ」はストーリー・音楽については問題はないわけですから)

「レミ」も私の大好きなミュージカルのひとつ。回数では一番観ている作品で、ロンドンで5.6回、香港で2回、トロントで2回はじめかれこれ50回以上観てます。こんな違和感を感じたのは初めてだし、ここまで感動しなかったのも初めて。

私が思う一番の失敗点はキャスティング。6ヶ月の限定公演といえば、シアターゴアーの誰もがメインキャストはかなりの大物俳優が抜擢されるのでは?との期待でしたが、それを見事裏切った、最近活躍している若手俳優のキャスティングでした。がそれが逆に裏目に出た気がします。

特に気になったのはまずはバルジャンのAlexander Germignani(28才) 見た目年齢よりは多少老けてみえても、若すぎる!!身のこなしが軽すぎる!!貫禄がない!元の罪は軽いけれど脱獄を繰り返す悪人が司教に助けれてから、自分のことよりまず他人の幸せを望む最後はまるで神のようになって天に召される、その変化が見えない!森の中で初めてコゼットに出会ったときの、喜びがない。その後もコゼットに対する愛情があまり見えない。荷馬車の下敷きとなった人を助けて、その後足が不自由になったはずなのに、その後も普通に歩いてる。全体に演技に深みがない!

次はファンティーヌのDaphne Rubin-Vega 「Rent」のオリジナルキャストのMimi。あのハスキーボイスがファンティーヌに似合わないのは誰もが感じたことでしょう。「I Dream a Dream」はそんな曲じゃないよ~~。

ミスキャストというわけではありませんが、テナルディエのGary Beach。彼が決まったとき、きっと多くの人はぴったりと思って、期待したのでは?ですが、あまりにも普通過ぎる!!「B&B」のルミエール、「Producers」のロジャー、「ラ・カージュ」のアルビンを観て来たシアターゴアーはそれ以上を求めてしまうのです。もっと爆発してはじけるのを期待してました。重いストーリーのなかでコメディ色が強い「Master of the House」はもっと盛り上がるシーンなはずなのに。それだけ?というのが正直な感想です。

二番目の失敗は演出。短縮バージョンを少しだけいじっている。変えるならばっさりと別物にすればいいのに。中途半端にいじるから違和感がぬぐえない!ガブローシュやエポニーヌの死ぬシーンは絶対に今までのバージョンのほうがいい!バルジャンがマリウスの生きていることを確認するシーンも、確認してから運び出すまで時間ありすぎ。生きているのを確認したときの嬉しさ、神への感謝が伝わってこない!
全体的に表面的というか、人間関係、愛情が伝わってこない。学生達も。アンジョとマリウスの関係や、グランティーヌのアンジョに対する感情とか学生達の友情とか、希薄なんです。どこもここも。

年々キャストが入れ変わって、レベルが低くなってる日本公演でさえ、文句をいいつつも必ず涙がでるシーンがいくつかあるのですが、この日のBROADHURST THEATREは異常乾燥注意報(警報かも)が出ていたのかと思うくらいカラっカラでした。時には、バリケードの後半くらいから最後まで涙がとまらないこともあるのに。

文句ばかり書き並べましたが、良かったと思ったのは、ガブローシュを演じた子。見た目すごく小さい子のようでした。あと、テナルディエ婦人の結婚式のドレスが短かったのは笑いでしたね。ってそれしかないのか(笑)。

なんてこき降ろしてしまいましたが、rさんから言われましたがこの作品は「この役はこうだという固定観念のある人は駄目」、そのとおりです。自分なりの「レミ像」がある私は拒否してしまったのでした。今まで観たのと比較してしまうという悪い癖。大感動できるピュアな感性が欲しい!
(今まで書いた5作品の感想の中で一番長い!これは私の「レミ」に対する思いです。)
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by lovelysheep | 2007-01-21 23:35 | NY 07/01

NY JAN MUSICALS④Grey Gardens

JAN.4 Grey Gardens オーケストラN17(tktsで$59.5)

c0089360_2365776.jpgオフから評判が良くオンにあがってきた、今シーズンの新作です。1幕と2幕が関連はあるけれど別のストーリーで、1幕では母役、2幕ではその娘役2役をこなすChristine Ebersole(2001年に「42nd Street」でトニー賞主演女優賞受賞)の怪演が話題のミュージカル。(流れはソンドハイムミュージカル「Sunday in the park with George」に似てますね)
ですが・・・旅行3日目で、時差ボケと睡眠不足と疲れがピークに達したのか、大部分熟睡してました。マチネのオペラは大丈夫だったのに。CDを買って来たのですが、聞いた覚えがない曲ばかり。観劇中ウトウトすることは時々あるものの、ここまで熟睡したのは初めて。本当情けないです。
1幕の始め、全体を照らす明るい照明で、台詞が多くまるでストレートプレイのようで寝てしまった。ここ数年でオフからオンにあがってきた作品「AvenueQ」や「Spelling Bee」とかのこぶりでピリっと諷刺が効いた系統とは違うタイプのどちらかといえばオーソドックスなミュージカルかな。
大部分寝ていたにもかかわらず、Christine Ebersoleの演技の凄さはビシバシと伝わってきました。オーラを感じたほど。カーテンコールはN列にもかかわらず大部分の人がスタンディングで彼女の演技を心から賞賛を送っていました。(勿体無いことをしてしまいました)
今年のトニー賞の主演女優賞のノミネートは間違えないでしょう。
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by lovelysheep | 2007-01-20 23:26 | NY 07/01

NY JAN MUSICALS③The Phantom of the Opera

JAN.3 ソワレ The Phantom of the Opera オーケストラE9(Discountで$55)

c0089360_13124398.jpg私のまわりにファンの多いHaward Mcgillinの「ファントム」を観てみたくて選択しました。ここ数回、全体が見えるようにとメザニンの前で観ていたのですが、今回はファントムの一挙一動が見えるように前のほうかつ、ファンの友達が薦める左側の席で観劇。実は「ファントム」は私の人生を変えてしまった作品。「ファントム」を観なかったら、今の私はいないんです。思い込みも強い作品です。Haward Mcgillinバージョン、期待を裏切らず素晴らしかった!〈今更ですのでストーリーは略します)
今回のファントムとクリスティーヌの関係は、原作に近い年の差、親子ほどの年齢差、父を幼いころなくしたクリスティーヌにとって、ファントムを父への想いとダブらせている様子が伝わってきました。ファントムにとって恋敵のラウルは、やはりファントムと年の離れた小僧じゃないと。3人の年が(見た目)近いと話に深みがでないですよね。(あっ、ラウルってヨーロッパ貴族の子爵だけど、アメリカの地方のボンボンって感じでした。始めの台詞でのけぞった私)「ファントム」の一番の見所は、狂人ファントムの狂い方(の幅)。駄々をこねるファントムとか、床をどんどんたたきつけるファントムとかいました。Haward Mcgillinファントムは今時の若者のように切れ易い?感情の起伏の激しいタイプ。特にラストシーン、クリスティーヌが指輪を返しに来たあとの歌い上げぶりには驚きました。私が今まで観たタイプとは別でした。
Haward Mcgillinの前のHugh Panaroのときに3度見てますが、ファントム・クリスティーヌ・ラウルの3人の気持ちのベクトルが別の方向にむいてて、他のキャストも自分が目立つことばかり意識しているような、ちぐはぐな印象があったのですが、今回は全体がまとまっている気がしました。Haward Mcgillinの人徳のなせる業でしょうか。
ばらばらですが、こんなことを感じました。
終演後、Mさんのカメラマンとして出待ちをしましたはが、オフステージのHaward Mcgillinは穏やかでやさしそうなおっさん(Mさんに揃えました・笑)でした。
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by lovelysheep | 2007-01-20 13:31 | NY 07/01

NY JAN MUSICALS②Fantsticks

JAN.3 マチネ 「Fantsticks」 B107(Discountで$35)

c0089360_0215998.jpg今回唯一のオフ・ブロードウェイ作品です。今まで何本かみたオフのなかで、一番小さな劇場(キャパ160人とか)でした。(オフとは100人以上500人未満の座席数の劇場)舞台部分も小さく、俳優の息使い・歩く振動まで伝わってきました。手作りの暖かさ、実際小道具も手作りのようでちゃちいものもの。〈私が観たのは92年の来日公演以来2度目)
この「Fantasticks」オフ・ブロードウェイで、ミュージカル史上最高・最長(42年間)のロングラン記録を樹立した珠玉の名作で、去年の秋から再スタートしました。若者たちのラヴ・ストーリーと、成長することの厳しさ、切なさを「Try To Remember」をはじめとする名曲の数々と共に描いたミュージカルです。
主役のカップルのピュアさが感動の源。演じる俳優も若く、いまどきこんな純粋な若者はいないのでは?(演技だとしても)と思わせるくらいピュアで若さで眩しいくらいキラキラ輝いていました。特にマット役の俳優Douglas Ullman Jr.に心奪われてしまった私。(この名前に弱いのか・笑)小さい劇場で舞台と観客の距離がなく、舞台装置や照明にも頼らない舞台は、誤魔化しが効かず、俳優の力が試されます。オンよりも演技力が求められるかもしれません。
進行役(エルガヨ)、この顔知ってる!!「B&B」のガストン役のオリジナルメンバーBurke Mosesです。(「Frogs」も出ていたようです。観たのに全然記憶にない。)オフの舞台は、オンで活躍する俳優を真近で見るいいチャンスですね。脇を固める俳優達のレベルも高かったです。ちょっと胸キュンする場面もあり、最後は心が暖かくなり、帰り道に「Try To Remember」をつい口ずさんでしまう、そんな素敵なミュージカルでした。
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by lovelysheep | 2007-01-19 00:31 | NY 07/01