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Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat

Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat_c0089360_225807.jpgNYで観た舞台の興奮まだ冷めやらぬ昨日、来日公演の「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」を観てきました。このカンパニー、アメリカのナショナルツアーなので、NYの延長といえなくもないですね。

こちら、アンドリュー・ロイド・ウェバーの初期の作品で、私はロンドンで3回くらい観てます。(滅多に買わないミュージカルの)Tシャツを買ったり、2種類のCDを持っているほどお気に入りの作品です。

いや~素晴らしかった!楽しかった!
Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat_c0089360_2258561.jpg新演出とのことで、私がロンドンで観たバージョンとは全く別ものでした。ロンドンのは主役のジョセフはアイドルが演じ、学校で先生が話を聞かせるからスタートで、どちらかといえば子供向けというかファミリーミュージカルでした。

とにかく演出と振付けが素晴らしい!ジョセフってこんなにダンスシーンが多いミュージカルだったっけ???
今回の演出と振付けは今をときめく「ハミルトン」でトニー賞の最優秀振付賞を受賞したAndy Blankenbuehler。Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat_c0089360_22595428.jpg彼の演出振付けにより現代バージョンに生まれ変わっていました。
俳優は地方やナショナルツアーに参加するレベルで、誰かがとくに素晴らしいという感じではなく、個々の魅力というよりも一緒になってまとまって歌ったり踊ったりのハーモニーの美しさ、ダンスの迫力に魅せられました。
舞台を観る時、つい役者に目が行きがちですが、演出と振付けが際だっていました。演出と振付けで作品がこんなに変わるものだと再認識した次第です。

そして、来日公演でいつも思うのは、字幕があると内容が良く理解できていいですね~ということ。いかに現地では想像力を働かせて観ているかです。

昨日が千秋楽だったので、観て!と奨められないのが残念。
(カーテンコール時は写真撮影OKでした)

by lovelysheep | 2016-07-26 00:09 | Theatre