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マイ・インターン~ブルックリンの風~

マイ・インターン~ブルックリンの風~_c0089360_2158133.png昨日の「映画のレディ―スーデー」に「マイ・リターン」を見てきました。
ダグラスの件以来まだ気分がローな私、NYが舞台だし、気分転換にラブコメディを見るつもりで行ったのですが、凄い良かったのです!!
コメディ要素はありますが、ヒュー・グラントがでるようなラブコメでなく、中身はあるが、肩肘張らずに見れ、見終ると清々しく、ポジティブな気持ちになれるハートウォーミングな映画でした。

ストーリーは各所ででているので書きませんが、とにかくロバート・デニーロの演技が素晴らしい!
人生経験豊富で、誰からも愛され、状況にぴったりの言葉をさらっとかけることができる。でも、決して出しゃばらない。こんな70歳のダンディーな男性は実際にはそういないでしょう。その魅力的な包容力ある役を、力まず説得力のあるのセリフ、笑顔で表現する、今まで演じた役のイメージを70歳を超えて塗り替える怪優。
日本ではアン・ハサウェイ主役で宣伝していますが、実は主役はロバート・デニーロ演じるインターンのほう。
日本語台頭は「マイ・インターン」ですが、現代は「The Intern」なんです。もともとデニーロは決まっていて、アン・ハサウェイがオーディションを受けたそうです。
新鮮に感じたのは、ハンカチを持つ理由は「女性の涙を拭うため」という部分かな~。嫌味なく言えて、ハンカチを差し伸べる、もううっとりです。

アン・ハサウェイの衣装も素敵ですし、最先端のオフィスが舞台で、最新のNY事情・アメリカ事情も盛り込まれていてスト-リー部分以外も見どころ満載。舞台を今流行のブルックリンにしたのもそのひとつ。「家賃が高くて今やブルックリンで1人暮らしはできない」、そうだろうな~と思いながら見てました。

男性だと見方が違うかもしれませんが、女性が見たら、きっと元気になれるそんな作品です。
オススメ!!

【ストーリーに関係ない私的ツボ】
NYが舞台と思って見ていたら、マンハッタンでなく、ブルックリンが舞台でした。舞台となる会社の場所、字幕では「ブルックリン」、セリフは「Red Hook」でした!ブルックリンサイドからのブルックリン・ブリッジやマンハッタンブリッジ、セリフのなかにgreen pointがでてきたり、少し前に歩き回った近くがでてきて、ちょっと嬉しい気分!

ちゃんと予告篇を見ていずに知らなかったのですが、この会社の2番手のキャメロン役が、「BOOK OF MORMON」でトニー賞主演男優賞受賞したアンドリュー・ラネルズだったこと。しかもセリフのなかに「incredible」とでてきて、一人笑ってしまいました(ミュージカルネタ)。映画には関係ありませんが、彼10月27日から11月29日まで「Hamilton」で現在ョナサン・グラフが演じているキング・ジョージ役なんですよ。

良質の映画を見ました!!

by lovelysheep | 2015-10-15 22:52 | その他