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ロンドン舞台の感想をちょっとだけ

ロンドン舞台の感想をちょっとだけ_c0089360_064812.jpg今年のイギリス旅行、残すは舞台の感想。
今回は北ウェールズ観光があまりに良すぎて、ロンドンで観た舞台6本がかすんでしまっているというのが正直な感想。かつ観てからすでに2ヵ月経っているので、良く覚えていないのです。
メモとして、数行の感想を書いておきます。

7/12(土)ソワレ「Dirty Rotten Scoundrels」

この作品大好きで、ブロードウェイで観て、劇場が破裂しそうなくらいの盛り上がりで大笑いした作品で、数年後のロンドン初演が始まったばかりを観ました。
お目当ては、Robert Lindsayだったのに、土曜ソワレで、主役2人ともお休み。普通に面白くはあったけど、観なくても良かった作品、というか他のロンドン産のものを観たほうがよかったと後悔。
ロンドン舞台の感想をちょっとだけ_c0089360_07785.jpg7/16(水)マチネ「Charlie and the Chocolate Factory」

去年の6月に始まって、今年の「オリビエ賞」にノミネートされながら、無冠のミュージカル。それがすべてを物語っているという感じ。悪くはないけれど、と言ってどこが素晴らしいとか印象に残るとかない。
私的には好みのタイプではありませんでした。
ロンドン舞台の感想をちょっとだけ_c0089360_072066.jpg7/16(水)ソワレ「Richard III」。

Martin Freemanが出るということと、1本ストレートプレイをということで選んだ1本。予習していたとはいえ、シェイクスピアのセリフは、英語で理解するのは難しかった。
舞台は1970年代に置き換えて当時の出来事とリンクさせたり、緊張感あふれる迫力ある舞台でした。
セリフが理解できなくても、眠くならず見入ってました。
ロンドン舞台の感想をちょっとだけ_c0089360_073597.jpg7/17(木)マチネ「MISS SAIGON」。
今回観た6作品のなかで、ぶっちぎりの1位!帰ってから観に行こうと思っていた東宝公演を観に行くのをやめた、で私の感動度がわかるでしょうか?
約20年ぶりのリバイバルが始まったばかりを観劇、シンプルになった分、話に深く引き込まれたというのか、歌もストーリーも結末もわかっているのに、涙ボロボロでした。
俳優の層や実力が違うのか、アジア人がアジア人が西洋人は西洋人が演じることにより、伝わってくるものが全然違うのも一因かもしれません。9/30に発売になった今回のキャストのCDが届くのを今心待ちしています。今ロンドンへ行くなら、是非「MISS SAIGON」をご覧ください。
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7/17(木)ソワレ「BILLY ELLIOT」

tktsで買いました。ロンドンならではの作品。
初めて観たときのような、大感動はないけれど、安定した感動作。
今回の目玉はバレエの先生を演じたRuthie Henshall。ウエストエンドミュージカルで数々の主役を演じていた彼女が、中年役をやるようになるとは、と感慨深いものがありました。
そして、9/28にイギリス始め数か国で映画館でライブが上映されました。11月にDVDやブルーレイで発売されるそうなので、日本でも見れる日も近いでしょう。

この日、1幕で2度中断がありました。イマイチ説明がよく聞こえなくて理由は?中断してもちゃんと気持ちを維持して演じる俳優はプロでした。

ロンドン舞台の感想をちょっとだけ_c0089360_083185.jpg7/18(金)ソワレ「The Book of Mormon」。

「MISS SAIGON」がぶっちぎりと書きましたが、「モルモン」はまた別格。最後にはずさないようにこの作品にしました。友達にはまた観るの?みたいに言われたましたが、今年の「オリビエ賞」と主演男優賞を取っている作品なので、観ないと。
タイミングよく、ロンドンオリジナルキャストが降板する直前に観ることができました。そうちゃんとGAVINで観てきました!
ロンドンでも劇場がはずんでいるというか、爆発寸前というか、凄い盛り上がりで、最後まで息つく間もなく、ジェットコースターに乗って走り切ったという感じ。
本当に楽しい作品です。


長々と書いてきましたが、これでUK14終わりです。

by lovelysheep | 2014-10-01 01:01 | UK14